『ゴースト・イン・ザ・シェル』コレが未来の街と人間の姿だ!僕も義体化したいぞ。
先週、Amazonプライム・ビデオに『ゴースト・イン・ザ・シェル』が配信されてました。昨年話題になった作品なので、早速チェック。
監督:ルバート・サンダース
キャスト:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、ビルウ・アスベック、ジュリエット・ビノシュ、他
上映時間:107分
あらすじ
人が体の一部を機械化する事が一般的となった未来。
ミラ少佐は脳を機械に移植させたサイバー捜査官。自分が何者なのかを覚えていない。
ある日、サイバー社会の中心を担うハンカ社にテロリストが進入。ミラらは捜査に当たる。
しかし、ミラはテロリストのクゼを追ううちに、自分は政府によって実験的に脳を移植されたと知ると、彼女は自らを探す闘いを始める。
感想
スカーレット・ヨハンソン主演、そしてビートたけしが出演している事で話題となった本作。原作は日本の漫画「攻殻機動隊」。期待していた人も多いでしょう。
僕が凄いなぁと思ったのは映像と世界観。マジで夢があります。そしてスカヨハのクールBEAUTY。
この街の様子、凄くない?バーチャルで色々映し出してるし、どこの都市よりもデジタル的でキラキラしてるし、、、。自分の思った事や考えをバーチャルで瞬時に表現できるようになったら、街はこうなるのでしょうか?面白すぎるでしょ?若干中国っぽいけど、まぁそれでも凄い。
パラマウントピクチャーズ(日本版)YouTubeチャンネルから引用
自分の身体を義体化できる、というのが大きなテーマです。
身体を機械化するって、かっこ良くないすか?脳にメモリを埋め込んでスキャンしたり記憶を消したり蘇らせたり、カッコいい武器を身に付けたり、、。マジで憧れですよ。
ミラの記憶をスキャンするシーンなんか、特に夢がありますね。自分の記憶を取りだして、思い出したい事を瞬時に取り出せるって、カッコ良くないですか?僕ならソッコーで使いますけどね。
嫌な思い出だったら消せるし、忘れたくないなら保存できる。そして言いたいことや表現したいことは、パっと空間に表現できる。そんな世の中が来るのかな?楽しみですね~。
そして、スカヨハカッコいい~。今までは金髪が多かったのに今回は黒髪です。この彫の深い顔と機械化したボディと、デジタルな記憶装置が融合したら、もう最強ですよね。
僕としては金髪の綺麗な姉さんよりは、黒髪の強い女の方が良いですけどね。これからもこんな方向で売って欲しいです。
ストーリーも良かったんだけど、若干盛り上がりに欠けるのが残念。
自分が何者なのかを知らないミラは、テロリストと闘う過程でそれを知る、というのが物語の本筋。これ、凄く良いんです。頭も顔も良くて先頭に長けている人が、自らのアイデンティティーを探るって、カッコいいじゃないですか(ボキャ貧)。
しかし、戦闘シーンがあまり無いんですよ。あっても、あんまり盛り上がんないし、敵弱いし。アクション大作を期待した人からすれば、かなりガッカリだったのでは?
しかし、それでも未来的なビジュアルと義体化した人間というのは面白いですね~。記憶をスキャンしたり、思った事をパッと空間に映し出せる未来はいつ来るのでしょうか?
ここは日本なのか?中国なのか?または国という概念を超えた場所なのか?なかなか判別がつかないですね。
もしかして、未来は国という考えが無くなっているのかも。言語は即翻訳してくれるか、瞬時に脳が理解できるようになるんだったら、ちょう面白いですね。脳に埋め込んだ人口知能で一瞬でコミュニケーションとか、クールだなぁ。
皆さん、これが未来の人間と世界の形です。その予習には良い映画ですよ。「下らねぇ」と否定するような人は、せいぜい生身で頑張ってください。まぁ、一瞬で義体化とAIで武装した人間に殺られるでしょうけどwww。まだ生身で消耗してるの?
この映画はAmazonプライム・ビデオで視聴できます。